肥満とメタボリック症候群

肥満とメタボリック症候群

味覚の秋、食欲の秋、秋がとっても大好きという方は多いでしょう。
食べることはとっても大好きだけど、運動は嫌いというあなた!肥満は肥満でも内臓脂肪型肥満になっていませんか?肥満とそれに関連した「メタボリック症候群」について述べてみます。

メタボリック症候群 

肥満は、一般にBMI(Body Mass Index)という体格指数で決められます。

BMIは体重(kg)を身長(m)で2回割ったもので、22が標準とされ、25以上が肥満です。

私の場合、身長1.73m、体重70kgですから、
70÷1.73÷1.73=23.4
となり、肥満ではありませんね!でもここ2年で2〜3kg肥えたので要注意と思っています。

逆に標準体重は身長×身長×22で計算できます。

私の標準体重は
1.73×1.73×22
で求められ、65.8kgとなります。

さて肥満にも恐い肥満と恐くない肥満があります。いわゆる内臓脂肪型肥満が恐い肥満です。見た目で内臓脂肪型肥満がわかるのでしょうか?
実は、体型から推測できます。肥満は体型より洋梨型肥満りんご型肥満に分けることができますが、いわゆる太鼓腹をしたりんご型肥満が内臓脂肪型肥満なのです。それはウエスト周囲径(息をはいた後のへそ周りの長さ)を測定してわかります。

日本人の場合、男性で85cm以上、女性では90cm以上で内臓脂肪が多いということがわかっています。
これに加えて、血液中の中性脂肪が高いか、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)が低いこと、血圧が高めであること(上が130以上または下が85以上)、血糖が高いこと(空腹時血糖110以上)のうち2個以上が存在すると、メタボリック症候群といわれ、脳卒中や心筋梗塞などの心血管病変を起こしやすいとされています(約2.5倍発症しやすいといわれています)。

少し中性脂肪が高い、少し血圧が高い、少し血糖が高いけれど大したことはないと思っていても、それが重なると立派な病気ということになり、とても恐ろしいというわけです。

この状態を改善するには、食事療法、運動療法が大切であることは言うまでもありません。特に運動は内臓脂肪を減少させることに役立ちます。
これからおいしいものをたくさん食べようと思っているあなた、「食べるなら動け!」と言っておきましょう。ちなみに運動といってもとりあえず散歩からでいいと思います。
少しお若い方は腕をよく振って早歩きされるとよいでしょう。

特定健診

当医院では特定健診を実施しております。

体重が増えてお腹回りが気になり始めた方、
喫煙、飲酒の習慣がある方、
など生活習慣病でお困りの方はお気軽にご相談ください。


※特定健診を受けられる方は、10時間以上絶食で来院して下さい。
 また胃がん検診は7月から11月末まで実施しています。
 当院では胃カメラ(経鼻内視鏡も可)でも胃透視でも可能です。