内視鏡検査について

内視鏡検査 (胃カメラ、大腸カメラ)について

当院では、癌の早期発見を大きな目標にしています。とりわけ胃癌、大腸癌は早期に発見できれば完全に治すことが可能ですし、検査を受けていただきさえすれば、早期に発見できます。

実際、当院で見つかった早期胃癌、早期大腸癌はすべて完全に治っています。バリウム投与による透視検査よりカメラによる検査を勧めます。

当院では胃カメラについては苦痛を軽減する目的で平成18年より経鼻内視鏡検査も導入し、患者様より好評を得ています。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

当院では、口より挿入する胃カメラ(経口)と鼻より挿入する胃カメラ(経鼻)両方を揃えており、患者様の希望によりどちらでも施行することができます。現時点では8割以上の方が経鼻を希望されています。

しかし鼻炎で鼻粘膜が腫れている人や鼻中隔湾曲症の方などはカメラが挿入できないこともあります。経鼻カメラでは話をしたり、所見の説明をしながら検査を進めていける利点があり、楽なことに加えてこのことも経鼻カメラが好評な理由のようです。

正直に申し上げますと、検査をする医師の立場からは経口カメラの方がやりやすい面はあるのですが、そうはいっても経鼻カメラでも決して早期癌を見逃すという訳ではありません。実際当院でも経鼻カメラにより早期胃癌を発見していますし、心配無用です。
いずれにせよもっと胃カメラが普及して、多くの早期胃癌を発見していきたいと思っています。

なお胃癌は萎縮性胃炎ヘリコバクターピロリ感染が関与していることが多くリスクファクターと考えられます。そのようなことがわかっておられる方は毎年胃カメラを受けるべきでしょう。

下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)

近年、大腸癌が増加しています。食事の欧米化などがその一因のようですが、大腸癌もいかに早期に発見できるかが鍵です。

癌というものは早期のうちはすべて無症状です。残念ながら特殊な炎症性腸疾患などを除いては大腸癌の明らかなリスクファクターはありません。そうなるとやはり検査を受けていただく他ないと考えています。

大腸カメラは肛門より挿入するため(当然ですね・・・)嫌がられる人が多く、また前処置も2リットルの溶液を飲まなければならないので、文句を言われる方もいます。
でもやってみると多くの方にポリープがあり、しかも多数あったりして、驚かれる方が多いのです。結局やってみてよかったということになります。
是非思い切ってやってみたらどうでしょう。
大江健三郎ではありませんが、
「見る前に跳べ」です(ちょっと古いか・・・)。
なお当院ではポリープが見つかり治療する必要があればその場で切除しています(ポリペクトミー)。事前に承諾書をいただいております。あなたも一度受けてみませんか。